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2011年11月11日 (金)

ミッションのしくみ 初級編

みなさん、こんにちは。

最近、急に寒くなりましたが風邪などひいてませんでしょうか?

 

さて、本日のテーマは・・・

”ミッションのしくみ”

について少し解説しようかと思います。

 

今更そんなこと・・・と玄人の皆さんは思われるかもしれませんが、

普段なかなか目にすることのないものだと思いますので

わからない方のためにも少しお話を…。

Img_0057_2



上の画像は基本的なFRレイアウトのトランスミッションの中身ですが、

これを利用して解説したいと思います。

 

画像にあるように

まず、エンジンからの出力はクラッチを介してインプットシャフトへ入力されます。

その後一度カウンターシャフトへ減速入力されるのですが、

これを”一次減速”と呼びます。

 

この減速比を変えるだけでも全体のギヤ比が変わるので

ファイナルギヤを変えるのと似た効果があります。

 

ちなみにFF車用のミッションの場合、

そのほとんどに一次減速はなく

カウンターシャフト=アウトプットシャフト

となっています。

 

カウンターシャフトへ伝わった力は次にアウトプットシャフトへ付いている

各ギヤへ入力されます。

 

・・・ここで、疑問です。

各ギヤと言っても全部のギヤが回ってるじゃん??

全部のギヤに入力されて・・・どうなるの???

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

実はアウトプットシャフトにくっついて一緒に回っているように見えるギヤ自体は

アウトプットシャフトに直接くっついているわけではなく、

それ単体では空回りしているんです。

 

ギヤとギヤの間にある部品がおわかりでしょうか?

この部品(カップリングスリーブと呼びます。)がアウトプットシャフトと一緒に回転していて、

この部品と各ギヤがドッキングすることによって初めて

アウトプットシャフトに力が伝わります。

 

言い換えればこの部品がどのギヤともくっついていない状態がニュートラルです。

 

皆さんがシフトレバーを動かす時、

それはこのカップリングスリーブを動かす

ということなんですよ。

 

ちょっと急ぎましたが

なんとなくミッションのしくみが理解していただけたでしょうか?

 

また機会がありましたら何か掘り下げて解説したいと思います。