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2012年1月25日 (水)

シフトフォーク加工

みなさん、こんにちは。

 

ネタはたまりつつあるのですが、

なかなか皆さんに発表できないものが多く、

気づいたら更新滞ってました。(汗)

すみません。

 

さて、今日のテーマは”加工”です。

本来、設計開発職のワタクシが加工??と思われるかもしれませんが、

弊社では、開発に携わる人間は試作品などを自分の手で作っている場合がほとんどです。

なので、実際の加工過程を知ることにより、

より加工しやすい設計に自ら変更したりすることが容易にできます。

 

特にトランスミッションの場合、

複雑な形状の部品が多くあるので、

実際に加工してみたら工具が届かなくて加工できない!

・・・なんてことがあることも。(←ワタシの場合ですが(汗))

Cimg0010

上の画像はシーケンシャルミッションのシフトフォークの加工工程です。

基本的にすべてのギヤで共通のものを使うのですが、
外径の大きなギヤは干渉するのでその部分だけを削ってしまいます。

 

 

図面も書きますがこんなこともやってますよ。

というお話でしたnote

2011年12月 5日 (月)

進化!

皆さん、こんにちは。

 

本日のテーマはズバリ、”進化!”です。

 

以前お伝えしましたOS-88ですが販売開始は2002年でした。

ちょうどその頃トランスミッションの開発に携わるようになり、

当時の上司が作り出すシーケンシャルトランスミッションには興味津津でした。

 

その頃R33GT-Rに乗っていたのでテスト車両として提供し、

シフトまわりが剥き出しのまま、

スピードメーターも動かない状態で

なんとか走り出したことを今でも思い出します。

 

話がそれましたが販売開始から9年が経ち、

私が担当を引き継いでアレやコレやと改良しているうちに

形状を変えていない製作部品は

ベルハウジングだけになってしまいました。(汗)

 

弊社の信条、「イイと思ったことはとりあえずやってみる!」

・・・なので、

不具合が起こっていない場所でも

さらに強度を上げる、軽量化する、材質を見直す、など

改良を加えていきます。

変更を加えればその分開発費用はかかるのですが、

それ以上にいいモノを作る喜びの方が勝っているようです(笑)

 

Img_0137

上の画像はスライダーですが、

左が販売開始当時、右が現在の形状です。

外径が小さくなり、

さらにウエイトが外周部分から取り除かれているので

慣性力及び周速の低下がおき、耐摩耗に貢献しています。

強度も上がり、なおかつ軽量化にも成功しています。

この間、数度の変更を加えています。

 

Img_0134

これはシフトフォークですが、

これも左が販売開始当時、右が現在のものです。

これも強度を上げつつ軽量化しています。

表面処理なんかも変更していますね。

 

とまあこのように進化しているわけですが、

もちろん今後も進化し続けますよ!

 

「進化、進化って・・・それじゃ、いつ買ったらいいんだ?」

とお思いの方!

「欲しいと思った時が、購入時期ですよ。」(笑)

ご注文お待ちしております。

2011年11月21日 (月)

OS-88 オーバーホール

皆さん、こんにちは。

 

さて、本日はOS-88のオーバーホール風景をご紹介したいと思います。

OS-88ってなんだ?

とおっしゃる方はこちらへ・・・

http://www.osgiken.co.jp/pro_spec/rb26sq-tm.html

 

この製品、大きい割に結構な精密機械なので、

基本的にはすべて自社にてオーバーホールさせていただいております。

 

今回届いたMTは前回オーバーホールから4年程経過しています・・・。

まずは梱包を解いて初期確認をするんですが、

このMT・・・内部でパーツが破損しているようでギヤが回りません(汗)

 

仕方がないのですぐ分解です。

Img_0066_2

Img_0064

分解してみると、やはり内部パーツが破損していました。

ここからさらにバラバラにしていきます。

 

Img_0076

分解して、洗浄を終えたパーツ群です。

 

これから各部詳細をチェック及び測定していきます。
Img_0071_2

シャフト類は歪みや振れなども測定します。

・・・あっ!画像に指が! お見苦しいモノをすみません。

 

Img_0077


スライダーは上の画像のようにツメの部分が丸くなってしまっています。

このスライダーは・・・寿命が近いです。

Img_0078

各ギヤのドグリングをチェックです。

 

やはり、スライダーが噛み込む部分は削れてますね。

 

とまあ、このように各部詳細にチェックし、

消耗部品に関しては

交換が必要かどうかのレベルを設けて見積りをお出しし、

最終的にはお客様の判断を仰いで組み立て作業を開始します。

 

弊社ではすべてのOS-88にシリアルナンバーを設けて、

そのMTに使った部品ロット、

組み込んだ内容、

オーバーホールの履歴とその内容など

かなり詳細なデータを残しておりますので、

必要な時にはそのデータをすぐに取り出せるようになっています。

 

次回は組立編!・・・と言いたい所なんですが、

組立時は集中して作業するため

画像をとる暇もなく、たぶんムリです。

ゴメンナサイ・・・。

2011年11月15日 (火)

やっと入荷しました。

皆さん、こんにちは。

 

本日やっと待ちに待った部品が納入されました。

Img_0058

OS-88シーケンシャルミッション用のスライダーとシフトフォークです。

 

消耗品の割に非常に手間がかかることから

なかなか大量生産できないのですが、

今回は久々の大量入荷です。

 

 

おかげさまでOS-88も販売から9年経過し、

数百基ものお買い上げをいただいておりますが、

その分新規注文にプラスしてオーバーホール依頼も増えるわけで・・・。

お待たせしている皆様申し訳ありません。

もう少しでお手元に届くと思います!